「世界は振動している」という話を聞いた。
「安定している世界のなかで何かが震動するのではなく、むしろ振動する世界に安定をねつ造する」と。
私自身揺れているし、私の人生も震えている。いろいんな世界は震動しているのだ。
友達からは、「人に左右され過ぎだ」と怒られる。
私はいつも人を怒らせるほど迷っているようだ。
そういえば、高校生の時クラスメートの男の子に、あまり喋ったことないのに、「いつも迷ってるイメージ」と言われたことがあった。
あれ?迷うのと、震動するのは違うのかな。
でも、人との関わりのなかでしか生きていけないので、自分の目指してることとどうしても折り合いがつかないこともあると思うのだけど、それって、そんなに怒られてしまうことなのだろうか。
私には夢だけあって、他には何もないからだろうと思う。
ある種の妥協が、人には「安定をねつ造」しているように見えるらしい。
震えている不安定な世界に、みんな一人で立ち向かっているのに。
何もない私は何も考えずに、人に言われるがまま、自分では何も考えようとしない態度で、安定しようとしている、と。
これから先、不安定な世界でひとりでいるということが変わるとは思えないからこそ、いろんな人との関わりのなかで成長していきたい。相手も自分も一緒になって、世界を育んでいきたい。
こんな時代に、こころがすさんでしまわないように、人のせいにしないように、あきらめないように、くじけないように。
好きな人とも都合の悪い人とも付き合っていかなければ。
糸を紡ぐように、指先でゆっくり慎重に、時間をかけて世界を織り上げていきたい。